八ヶ岳の麓にある村の郷土料理です。
もともとは隠れメニューだった?
もともと、主にまかない料理として、時には常連のお客さんからの要望で特別にお出ししていた隠れメニューでした。
常連のお客さんから「これ美味いよ!クセがなくていくらでも食べれちゃう。これを食べにまたかよっちゃうんだよね」といつのまにか口コミで広がるまでになり、じゃあ、これを、夕食にしようということで、看板メニューの桜鍋が生まれました。
おかみさんの秘伝の割り下
オーレン小屋の美味しい桜鍋の秘密は、自家製の秘伝の割り下にあります。
先代から伝わる割り下におかみさんが、山向きにアレンジして出来たオリジナルです。
甘辛い割り下を鍋に入れて、ナスやニンジン、春菊、玉ねぎなどかたいものから順に入れて、目の前でジュージューと音を立てて煮ると、タレの香ばしい香りが広がり、食欲を一層そそります。
そして、頃合いを見て『桜肉』を入れます。桜肉は煮すぎるとかたくなりますので、色が変わった時に、お召し上がりいただくのが、一番の美味しい食べ方です。
山小屋スイーツ!?
和の水まんじゅうやケーキ、時には、ぶどうやある時期限定のポポという珍しいフルーツがでたりと季節により色々な山小屋スイーツをお出ししています。
八ヶ岳産高原野菜と高野豆腐、
季節のてんぷら等々・・・。
時期によりオーナーの畑で収穫した朝摘み有機野菜をふんだんに使用しています。また、長野県特産の高野豆腐が入っているのもオーレン小屋の桜鍋の特徴です。 季節により、春は筍や山菜、夏は高原野菜、秋はきのこなど、その時にある食材でお料理をお出ししています。
桜鍋は美味しいだけではありません。
馬肉は登山に適した栄養価の高い食材なのです。
馬肉は高たんぱく、低カロリー、高ミネラル、体内ですぐにエネルギーになるグリコーゲンを多く含むため疲労回復を促進し、夏バテ防止や保温効果があり、冷え性にお困りの女性やアスリート、登山者に最適な食材といえます。
馬肉のたんぱく質は牛肉の約1.2倍含まれている一方、カロリーは牛肉の約1/2、脂質は約1/8で、「低カロリー・高たんぱく」の代表的な食材である鶏ムネ肉に近い数値なので、誰でも安心してお召し上がる事が出来ます。
また、馬肉の赤身には牛肉の1.5~3倍も鉄分が含まれており、しかもタンパク質と結合している為、体内での吸収効率も良く貧血防止になります。
「しっかりと栄養を摂り、登山後の疲労を回復したい。」そんな登山者のニーズに応える魅力を備えているのが馬肉なのです。
登山者におすすめな、とても美味しい桜鍋を是非食べにお越しください。
(資料:社団法人日本馬肉協会「馬肉新書」)
登山でバテない為には、登山に適した朝食を取る事が1番です。
とくに、塩分、糖分をバランスよく取る事が大切です。
それ故、当小屋では、味付けを少し濃いめにした、バランスの良い和食をお出ししております。
圧力釜で炊いたホクホクのごはん。
自家製のお味噌をつかった美味しいお味噌汁。
自家製漬物、焼き魚や煮物など。
安全登山の為、朝は、
しっかり食べましょう!!
※早立ちの方には、朝弁当をご用意できます。
八ヶ岳の標高2,330mの静かな森と夏沢源頭から湧き出るせせらぎのそばにオーレン小屋のテラスがあります。
テラスには、可愛らしい野鳥やオコジョ、カモシカも遊びに来ることがあり、そこは、山の中で、疲れをいやし、心に安らぎを与えてくれるやさしい場所です。
休憩は、無料です。お弁当を食べたり、喫茶メニューでお好みのものをお召し上がりください。
名物ボルシチ、カレーライス、牛カルビ丼等の軽食やコーヒー、紅茶、ジュース、アルコール等販売。
※ジュース、アルコールのみ午後20:00まで売店で販売しています。